30年来の頭痛と肩の痛み 50代 女性 会社員
高校生のころから続く頭痛と、ブラウスやネックレスが触れるだけでもおこる肩の痛みで来院。
病院の頭痛外来に行ったが、「原因はわからないので一生付き合っていくしかありません」と医師に言われ、処方された頭痛薬を2日に1度の頻度で服用しているが、正直あまり効果がないとのことでした。
検査の結果、上部頸椎の関節の可動域が著しく低下しており、頸性頭痛の可能性が強く疑われました。
また肩周囲の筋肉の緊張も強く、頸性頭痛と緊張性頭痛の両方が併発している混合型の頭痛と考えられました。治療は頸椎の関節の施術を中心に、頸部、肩周囲の関節と筋肉の緊張の緩和を行いました。
2回目の来院時には、「最初に治療してからの2週間は頭痛薬を使わずに過ごすことが出来ました」と嬉しい報告を頂きました。2回目の治療も継続的に頸部と肩に治療を行い、1か月後の3回目の来院時には、生理の時に薬を一度飲みましたが、それ以外では薬は服用しませんでしたとのことで、頭痛や肩の痛みは大幅に改善することが出来ました。
その後は1か月に1回のペースで体のメンテナンスのために来院されています。
<清水院長のコメント>
「頸性頭痛」は、頸椎(首の背骨)の関節の機能不全が原因で起こります。特に7つある頸椎の上部において機能不全が起こると、頸椎に付着している後頭部の筋肉や、その筋肉に連なった軟部組織が脊髄を包む硬膜の張りや可動性に影響を与え、脳から背骨を流れる脳脊髄液の循環を乱すことで頭痛の原因になりうることが指摘されています。今回の患者さんのケースはそれに加えて筋肉の緊張から起こる、「緊張性頭痛」も同時に併発していたのではないかと思われます。これらの頭痛の場合、処方された頭痛薬がなかなか効き目を発揮しないことがあります。これらの頭痛の場合は、関節や周囲の筋肉に対する適切な処置が症状改善のカギになります。
病院に行ってもなかなか改善しない、薬を飲んでも治まらないという辛い頭痛でお悩みの方は、岐阜のWHO国際基準長良ファミリーカイロプラクティックにぜひ一度ご相談ください。
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