急に起こった激しい背中の痛み 30代 女性 主婦
朝起きた時から急激な背中の痛みに襲われた。体を曲げたり、動かしたりもなかなかできない状態で、午後になっても回復しないために来院。10代のころから背骨の側弯症を整形外科で指摘されており、痛みを訴えている背骨の真ん中周辺は大きく左凸の側彎がある。
検査の結果、痛みは中部胸椎(背中の中央よりもやや上)に限局して起こっており、背骨の深部にある筋肉のスパズム(過緊張状態から回復できない)であることが分かりました。また、脊柱側弯症が起こっている部分でもありますが、痛みが起こっている背骨部分の関節が前方にのめり込んだような状態でした。
治療は過緊張を起してしまっている筋肉の緩和と、その原因として考えられる前方へのめり込んだ背骨の関節の調節を行いました。治療直後に背中の痛みはほぼ無くなり、体を曲げたり回したりできるようになりました。1週間後に再チェックのために来院されましたが症状は無く、その後は月に1度のメンテナンスに来院されています。
<清水院長のコメント>
腰には「ぎっくり腰」というのがありますが、その背中版のような症状でした。
脊柱側弯症の有無にかかわらず、この患者さんの症状は背骨の関節の一部に起こった機能不全によって、そこに付随する深部の筋肉が限局的に固まり、痛みの原因になっていたようです。筋肉の緊張を和らげ、原因となった関節の可動を確保することで、治療直後から痛みは9割方無くなりました。
急な背中の痛みでお悩みの方は、一度岐阜のWHO国際基準、長良ファミリーカイロプラクティックにご相談ください。
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