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40代のころに右膝を痛めて整形外科を受診しました。当時は膝を伸ばしたまま歩けば痛みは楽だったため、そのことを医師に告げると「それじゃあ今後は膝を曲げないようにして歩いてください」と言われたため、それを信じ込んで20年間右ひざを曲げずに歩くようにしてきました。この数か月間、その右膝と腰の痛みが酷く、何とかならないだろうかと思い来院しました。
この患者さんの歩き方を見ると、ご本人のおっしゃるとおり右ひざを曲げない様に伸ばしたまま外から足を振り回して歩いているのがわかりました。歩き方と体の使い方を観察すると、腰の筋肉を使って右足を持ち上げているため、腰の筋肉の負担が大きいのが分かります。また、検査をすると腰の真ん中の背骨の第3腰椎が固まってしまっており、関節の変形も進んでいることが疑われました。整形学検査の結果、膝の靭帯や半月板には問題は見られませんでした。
治療は右ひざの関節の可動性の回復を中心に、長年使っていなかった膝の動きに関連する筋肉に対して、神経の働きを回復するための再教育治療を行った。また下肢の運動を制御している腰椎の関節も調節も行いました。その後は週に1回のペースで追加治療を続けたところ、3回目の治療の後には膝、腰ともに痛みは無くなり、歩く時も自然と右ひざを曲げて歩くことが出来るようになりました。
<清水院長のコメント>
20年前の整形外科医の先生からの指導には大きな疑問が残りますが、当時の診断内容がくわしく分からないため参考にできませんでした。上部腰椎から出る神経は、膝や股関節の動きを制御している神経で、腰椎の関節に不具合が生じるとその働きは100%発揮できなくなることがあります。今回の治療は、膝の関節そのものへのアプローチと、その制御に関わる神経に対するアプローチを同時に行うことで、早期の機能改善がみられました。
膝の痛みや関節の不具合でお困りの方は、ぜひ一度岐阜のWHO国際基準、
長良ファミリーカイロプラクティックにご相談ください。
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