産後2か月 骨盤が歪んでいる気がする 20代 女性 主婦
出産後2か月が経過しているが、骨盤がなかなか元に戻っていないような気がする。産後に骨盤ベルトなどをあまり着用しなかったことが原因かもしれない。一度カイロプラクティックの先生に診てもらおうと思ったので来院。
産後から2か月ということで、場合によってはまだ骨盤の靭帯を緩めるホルモン「リラキシン」の分泌が治まっていないのかもれませんでしたが、検査をしてみるとまだ安定せずに骨盤の関節が緩く、開いたような状態でした。また、骨盤の真ん中にある「仙骨」が妊娠中の影響か、まだまだ前のめりのままで、左右の骨盤が開いてしまうのを助長しているような位置関係にありました。
治療はまず仙骨の位置を整えて骨盤が閉まりやすくするための調節を行いましたその後、骨盤の下にブロックをおいて患者さんの体重を利用した関節位置の調節を行い、その間に授乳や抱っこで疲弊していた腕や肩の治療を行いました。
治療直後のお着替えでズボンを履いた時に、「これまでと全く違います!お尻の骨(仙骨)がこれまで出っ張っていたのに、明らかに形が変わりました!」と喜んでいただきました。その後も1週間後に再度チェックと調節を行い、恥骨周辺の痛みもあったため、そちらも修正しました。その後はご家族もご紹介で来院していただき、家族ぐるみで体のメンテナンスにいらっしゃっています。
<清水院長のコメント>
産後に骨盤ベルトなどでの調節をされてこなかったとのことでしたが、その影響もあったのか骨盤はかなり開いたままの状態でした。真ん中の仙骨という骨が前にのめり込んだことで、左右の骨盤がさらに開きやすいポジションになっていたために、なかなか戻りづらかったことも考えられます。産婦人科の医師の方によると、産後の骨盤の戻り具合やゆるさの回復に掛かる時間は人それぞれで、早い人で1か月、遅い人で3か月ほどとのことでしたが、骨盤ベルトなどで固定をすることで早めに回復できるようです。産後は開いた骨盤や骨盤底の筋肉の低下で尿漏れなど様々なトラブルが起こることがあります。産後の速やかなケアによって早期に回復を目指しましょう!
産前・産後の健康回復と骨盤の調節は、岐阜のWHO国際基準、長良ファミリーカイロプラクティックにご相談ください。
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