妊娠中の腰痛 30代 女性 会社員
妊娠6か月目の妊婦さんが腰痛を訴えてご来院されました。
少しづつお腹も大きくなり、最近は腰痛に悩まされているとのことでした。
検査の結果、骨盤の外側にある体幹を支える「中殿筋」という筋肉に強い圧痛がありました。
また体の左右バランスも大きなズレがあり、胸椎という胸の周辺の背骨の関節の動きも低下がみられました。
治療は中殿筋と体の左右バランスを整えるための脊柱のアジャストメントを中心に行いました。
治療後は症状も軽減し、自宅でのエクササイズを指導して治療を終えました。
その後は数週間に1度のペースで体がつらくなる毎に治療を重ね、先日元気な男の子を出産されました。
陣痛から5時間ほどの安産でした。元気に大きくなってね!
<清水院長のコメント>
妊婦さんは胎児の成長とともに、腰の骨や仙骨がお腹の前方に引っ張られるため腰椎や殿筋の負担が高く腰痛を発症しやすくなります。それと同時に体全体もバランスをとるため、胸椎(胸の背骨)の後方への移動(猫背のような状態)、頸椎の前方への移動が起こり、極端な背骨の彎曲を生み出すのが典型的です。その背骨の位置の変化に対して筋肉は真っ直ぐに体を支えるために働き、筋肉の大きな疲労となるのです。
これを軽減するには、実はウォーキングなどのエクササイズをしっかりと妊娠中に行うことがおススメです。ウォーキングによって足腰の使い方、骨盤周囲の筋力の向上を図ることで、安定した妊娠生活を送ることが出来ます。また、外を歩くことで気分もリフレッシュできますので、まさに一石二鳥です!
妊娠中の体の不調や、肩こり、腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度岐阜のWHO国際基準、長良ファミリーカイロプラクティックにご相談ください。妊娠中に必要な栄養素のアドバイスや、肩こり・腰痛予防のエクササイズも指導しています!
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