膝の痛み・変形性膝関節症

膝の痛み・変形性膝関節症KNEE PAIN

膝の痛み・変形性膝関節症

膝の痛みは運動盛りの１０代から、お年寄りまで様々な要因が痛みの原因になります。

・オスグット・シュラター病
・鵞足炎
・変形性膝関節症

　オスグット・シュラター病は、まだ骨の形成が不完全な１０代に部活動などで一生懸命頑張っている１０代前半～半ばに起こりやすい症状です。バレーボールやバスケットボールなど、特に跳躍運動を伴うスポーツでは、ひざのお皿から脛骨（弁慶の泣き所がある骨の上部）にくっついている腱が繰り返し強く引っ張られることで、骨の表面がはがれたり、腱自体に損傷（シンディング・ラーセン・ヨハンソン病）が起こります。一度障害が起こると、繰り返し症状をぶり返すのも特徴です。運動前後の適切なクールダウンやストレッチなどによるコンディショニングが重要です。テーピングなどの補助療法とコンディショニングをアドバイスします。

　鵞足炎は、ランニングやマラソンをする人に起こりやすい症状です。運動によって膝の運動に関連する筋肉が披露し、それらの筋肉の付着部分である膝の内側が強く引っ張られることで炎症を起こします。
筋肉の緩和・適切なウォームアップ、クールダウンが必要です。

　変形性膝関節症は年を重ねるとともに、関節周囲に石灰化が進んだり、ひざの関節の空隙が狭くなって接触することで痛みを発する状態です。重度の場合は膝の関節を取り換える手術が必要になる場合もあります膝の関節の動きの調節、ひざの運動に関する筋肉のエクササイズによって状態を改善し、悪化を予防することが出来ます。

しかし、これら様々な症状に共通して大切なのは、足の関節、膝関節、股関節、骨盤、腰椎（背骨の腰の部分）の健全な働きと神経機能です。その中でも重要なのは、体の負荷の約９０％を吸収・拡散してくれる足の関節の働きです。足の足根骨と呼ばれる細かいいくつもの骨が合わさってできている部分の関節、そして足首、踵の関節機能の不調は、本来足部分で担当するはずの体重負荷を膝に負担させ、膝の関節機能に大きな影響を及ぼします。それが長期間続くと、膝関節は過剰な負荷に対応するために石灰化したり、周りの筋肉に過度な負担を要求するようになるのです。

カイロプラクティックでは、膝のみならず、周囲の関連した関節や組織の調節をしっかりと行うことで、これらの症状の改善と予防ができます。
これらの症状や膝の違和感、不快感でお困りの方は、ぜひ一度、岐阜のＷＨＯ国際基準カイロプラクティック、長良ファミリーカイロプラクティックにご相談ください。

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